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はじめまして、ホテル鞠水亭の若旦那、稲葉大輔と申します。
昨今の当宿のお料理に関するアンケートの評価やお客様の声から、当宿のお料理を根本的に見直すことにいたしまして、2012年4月よりお料理メニューを大幅に変更することといたしました。
これまでもリピーターとしてご利用いただいているお客様もたくさんいらっしゃいますが、お料理のアンケート評価が下がり、私どもスタッフ一同が納得して、自信をもってご提供できる料理でないことを懸念しておりました。
そこで、これまでの旅館料理から脱却し、ご満足いただけるお客様の声となりますように、本当においしい鞠水亭のお料理をお召し上がりいただきたく、これから当館が提供するお料理について少しお話をさせていただきます。
これまでの旅館は、宴会向けに仕様された品数だけの料理、見た目だけの美味しくない既製品を綺麗に盛り付け、お刺身、煮物、揚げ物とボリュームばかり多い定番化した料理を提供しておりました。
このたび私たちは、既存の形やルール、固定概念にとらわれず、本当に美味しいものを手造りでご用意し、お腹いっぱいの満腹ではなく、心からご満足いただけるお料理コースを召しあがっていただくことを第一に考えました。ご縁あって九州は大分県、ゆふいんの料理研究会で名を馳せる料理人新江憲一氏のご指導、監修のもと、旬の野菜を中心とした心にやさしい、身体にうれしい、素材を大切にしたお料理づくりを目指しております。
中規模、大規模な旅館によくある既製品や格安旅館の何でもよいボリューム勝負の料理ではなく、お手頃ながらしっかりと心をこめて、一品一品手造りで仕上げたお料理です。
これまでの料理のように、お酒の席ではボリュームが多すぎなのか、美味しくないのか、山のような残飯が残るメニューはありません。お酒を飲まない方にも、スープや出汁の味をしっかりと楽しんでいただけるレシピです。
それゆえに伝統的な会席料理や、固定概念の宴会料理、手厚いサービスをお求めのお客様には、当館はふさわしくないかもしれません
しかしながら、より身近に、より楽しく、気軽に当宿のお料理を心で味わい、身体で受け入れていただける、私どもが目指すやさしいお料理にご満足いただける皆様に足を運んでいただけるよう日々精進してまいります。
もちろん、これまでのプランでお申し込みをいただいているお客様には、今回のコンセプト変更の料理をベースとしながら、ご予約いただいたプラン掲載のメイン食材やメイン料理はすべてご用意させていただきますのでご安心くださいませ。
このたびは当宿のホームページにお立ち寄りいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひとも新しい当宿のお料理をお試しいただきまして、お客様のご旅行が楽しくご満足いただけるものとなりますよう、みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げております。
平成二十四年 春 ホテル鞠水亭 稲葉大輔
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